セプロス・フーズ・インターナショナル・マレーシア（CFI-M）のカントリー・マネージャーであるシェルビー・ディアスは、CFI-Mのサルサ製品ラインを拡大するための成長戦略を決めなければならない。CFI-Mは、一般消費者へのマス・マーケティングによって積極的に拡大することもできる。より保守的なアプローチでは、ターゲットを絞ったコミュニケーションやプロモーションを行うだろう。ディアスは、具体的な成長戦略の論拠を構築し、CFI-Mがどのマーケティング投資を行うべきかを提言する必要がある。このケースは、戦略、ポジショニング、マーケティング・コミュニケーションについて議論するのに利用できる。成長の可能性には、市場浸透、製品開発、市場開拓などがある。ケースは、競合状況、顧客の認識、需要決定要因を考慮した上で、各オプションの潜在的な利益とリスクについて触れている。学生は、製品や流通について理解しやすいと思うが、国際市場という背景は、マーケティングの基本原則を適用するまたとない機会となる。このケースは、マーケティング戦略を学ぶ学部の上級生やMBAの1年生にお薦めである。また、国際マーケティングのコースでも使用できる。