フレクストロニクス・インターナショナル
- ケース
製造受託サービスを電子機器産業のOEM企業に提供することからスタートし、その後ノーブランドの完成品を開発して、OEM企業に購入してもらうようになったフレクトロニクスの事業展開を説明している。2001年にフレクトロニクスは、いくつかのノーブランドの携帯電話の開発プログラムを開始し、いくつかのOEM企業が、ブランド製品と比較しても、性能は同等なものと認める製品を大幅に低いコストで開発した。にもかかわらず、2003年初頭時点で、未だにフレクトロニクスから電話機の購入に合意した主要OEMはひとつもなかった。フレクトロニクスの会長兼CEOとして、マイケル・マークスはどの程度積極的に完成品の開発を追い求めるべきかを決定しなければならなかった。