ダヴ: ブランドの進化
- ケース
このケースは、ユニリーバがダヴをマスターブランドに選定し、ブランドの機能性から、ある見解を示すようなブランドへと進化させていった過程を検証する。ダヴは、当初の浴用石けんカテゴリーだけでなく、いくつもの部門に参入してポートフォリオを拡大していくことになった。その開発の過程で、ブランドチームは、美容業界の型にはまった表現に、新たな目を向けていくことになる。その結果として生まれたリアルビューティー・キャンペーンは、議論を巻き起こすものであった。キャンペーンが広がるにつれ、ユニリーバはインターネットを活用し始め、そこでの議論展開をまとめる上で、とりわけユーチューブのようなソーシャル・ネットワーク・メディアを使っていくことになる。