アレックス・サンダーのある日の出来事: ランドン・ケア・プロダクツで出世コース邁進中
- ケース
アレックス・サンダーは新任のプロダクト・マネジャーで、彼のやる気と能力は会社の経営陣にとって魅力的な存在であった。だが、彼のやり方には寛容さがなく、従業員たちの中で疎まれていた。360度評価プロセスを背景に、この緊張感が表出した。サンダーはランドン・ケア・プロダクツのトイレタリー部門に勤めていたが、同社は少し前にヨーロッパの美容会社に買収されていた。サンダーはヨーロッパのスキンケア製品の米国市場での発売を主導しており、多国籍の製品開発チームと協力して働く必要があった。このケースにおける同僚や部下とサンダーのやり取りは、管理ツールとして気性の粗さを使い、厳しくて融通が利かないが、優れた業績を上げている者という彼の実態を表している。最終的に、サンダーのスーパーバイザーであるサム・グラスは、ランドンで初めて使われた360度評価のフィードバック結果をサンダーに提示することになる。サンダーは、このプロセスとフィードバックの価値、並びにこの組織に自分が長期的に適合しているのかどうかという点に疑問を持ち続けていた。一方、グラスはサンダーを同社に引き留めておくことに個人的な関心を持っていたが、組織をどう発展させ、このスター社員をどう管理するのが一番良いのだろうかと考えを巡らせていた。
- 出版日
- 2008/04
- 業種
- 食品・家庭用品
- 領域
- 経営・戦略
- 組織行動・人的資源管理
- ボリューム
- 11ページ
- コンテンツID
- CCJB-HBS-18017-01
- オリジナルID
- 9-218-J09
- ケースの種類
- 意思決定ケース/フィールド・リサーチ/仮名ケース/架空ケース
- 言語
- 日本語
- 翻訳
- English
- カラー
- 製本の場合、モノクロ印刷での納品となります。