トレーディングフロアでの葛藤 (A)
- ケース
ファーストアメリカ銀行で働く主人公の若手のセールスパーソンは、ポセイドンクルーズ社の新しいクルーズ船の製造における財政面での取引で上司のリンダをサポートしていた。取引は順調に進んでいたが、彼はリンダが、ポセイドン上層部が複雑な財政構造に疎い事に付け込み、多額の利益を上げようとしている事に気がついた。ポセイドンクルーズ社の上層部の人たちがファーストアメリカ銀行の提示した金額に疑いを持った時、リンダは主人公に取引が滞らないようファーストアメリカ銀行に有利になるように手の加えられた情報をファックスで送るよう指示した。「盲人の前に障害物を置くべきではない」という信念のもと、彼はその情報を送るべきかどうか迷っていた。
関連ケース
-
¥ 1,144
¥ 814