LIXIL グループコーポレーション:古い産業に設立された新しい会社
- ケース
2018年春、大手住宅・商業用ビル関連商品及びサービス会社である、株式会社LIXILグループの社長兼CEOである瀬戸欣也は、東京都心にある本社で会議を開き、新しい戦略の3年計画の実施について話し合った。LIXILは2011年に建築資材や住宅関連事業の幅広い範囲から5つの日本の大手企業が合併して設立された。同社は続いて既存の国際ブランドであるアメリカン・スタンダード、グローエなどを買収し、7万人を超える社員が150か国以上にわたり働くグローバル企業となった。事業内容には商業用ビルと個人住宅両方に対する建築資材の製造、マーケティングなどがあり、子会社には住宅建築とリノベーションのフランチャイズ企業を抱えていた。LIXILの前身企業はそれぞれ事業の成功にまつわる長い歴史を持っており、中には100年を超える歴史を持つ企業もあった。LIXILのグローバル戦略の実施を加速させるために、瀬戸と上位経営陣は差別化された商品、サービス、そしてビジネスモデルを中心とした創造的で革新的なアイデアを発表しあった。瀬戸はLIXILを成功に導くためにどのように位置づけることができるだろうか。LIXILにおいてどの程度統合が必要だろうか。瀬戸はどうすれば世界的に認知されるLIXILブランドを作り上げることができるだろうか。デザイン、新商品、そしてB2BからB2Cへのビジネスモデルのシフトは成長の原動力となりうるだろうか。瀬戸はLIXILの3年計画をどのように実施すべきだろうか。LIXILの競争優位性の源は何であるか。
- 出版日
- 2018/07
- 領域
- 組織行動・人的資源管理
- ボリューム
- 34ページ
- コンテンツID
- CCJB-HBS-420J02-02
- オリジナルID
- 420J02
- ケースの種類
- Case
- 言語
- 日本語
- 翻訳
- English
- カラー
- 製本の場合、モノクロ印刷での納品となります。