第46回ケースメソッド研究会:サドゥの寓話《対面開催》

日時:
2026/3/27 Fri 13:30-17:00
場所:
名商大ビジネススクール東京キャンパス 723教室(対面形式での開講です)
定員:
30名
費用:
5,880円(今回の参加費には教材代が含まれます /なお、会場までの交通費は含まれません。)

CCJケースメソッド研究会


 日本ケースセンターでは、ケースで教える場のあり方を教育者間で探究し、かつ共有する目的で、2009年より「CCJケースメソッド研究会」を開催してきました。貿易研修センター運営時代に25回、名古屋商科大学ビジネススクールに運営が移ってからもすでに20回実施しており、今回が通算46回目となるロングラン研究会となっています。この研究会は必ずしもケースメソッド初心者向けの研究会合ではありませんので、毎回の会合は経験豊富な参加メンバーが中心にはなりますが、毎回必ず何人かの新規参加者も交えており、ケースメソッド教育実践の先輩後輩が触れ合う場、また人脈づくりの場としても役立っているかと思います。実際に参加している方々は、大学教員、セミナー講師、セミナー会社の教育企画担当者、企業等の教育訓練担当者などで、「研究会」と銘打ってはおりますがアカデミック一辺倒な会合ではありませんので、ケースメソッドを理解する必要度が高い方(CCJ会員であることが必須です)であれば、参加していただけます。


お申し込みの方法

 CCJウェブサイトから、直接お申込みください。また、本研究会には毎回定員を上回る会員様からのお申し込みがございます。お申し込みが受理された方で当日のご参加が難しくなった方には、最後までスケジュール調整等のご努力をお願いしたい気持ちもありますが、無理なくご参加いただける方に席をお譲りいただく意義もあろうかと思います。各自のご判断でかまいませんので、お早目にご連絡いただくこともご検討ください。
 なお、はじめて参加される方は、事前に日本ケースセンター竹内宛(info@casecenter.jp)にご連絡いただくか、すでに本研究会に参加経験のある会員からの簡単なご紹介メッセージを、メールに添付するなどしてお送りいただけますと幸甚です。


今回(第46回)の詳細


◇企画趣意(主催者からのメッセージ)


 年に4回(うち1回はHarvard Business Impactとの共同企画)開催しているCCJケースメソッド研究会ですが、年度末にあたる3月の回は、例年できるだけ趣向を凝らした企画にしています。
 今年度もその一環として、今回は少しビジネスから離れたテーマを取り上げます。ただし、それが本当にビジネスから遠く離れた話題なのか、それとも実は地続きの問題なのかは、当日の討論の中で確かめていただくことになるでしょう。いずれにしても、専門分野の枠を越え、社会に生きる人間として一度立ち止まって考えてみる価値のあるテーマではないかと思います。

 今回使用する教材も、いつものケースとは少し異なります。素材となるのはHarvard Business Schoolのケースライブラリーに収録されている 「サドゥの寓話(The Parable of the Sadhu)」 です。ただし日本ケースセンターでは扱いがないため、今回はダイヤモンド・ハーバード・ビジネス・レビューのバックナンバーに掲載された日本語訳記事を使用します。参加者の皆さまには、日本ケースセンターがダイヤモンド社から一括購入したPDFを実費で提供する予定です。また、後日ご自身の組織で研修等に活用される際の入手方法についても、研究会の中でご案内いたします。

 物語の舞台はヒマラヤ。主人公マッコイは米国のエリートビジネスパーソンで、標高15,000フィート地点で瀕死の修行僧(サドゥ)に遭遇します。彼は登頂という念願の目標を優先し、最終的に登頂には成功します。しかし同行していたバディから「修行僧を見殺しにした」と責められ、その出来事は長く彼の心に影を落とし続けます。

 実はこの教材は、Harvard Business Schoolが毎年夏に開催している教員向けケースメソッド教授法セミナー(Global Colloquium for Participant Centered Learning)の初日冒頭でも議論されるものです。このセミナーに参加した黒岩健一郎さん(青山学院大学ビジネススクール)、水野由香里さん(立命館大学ビジネススクール)、そして私・竹内伸一(名古屋商科大学ビジネススクール)が、現地でこのケースをめぐる議論に触れ、ある種のモヤモヤ感と同時に、その向こう側にうっすらと見える教育的価値を感じました。その感覚をもう少し明確にし、日本の皆さまと共有したいという思いが今回の企画の出発点です。

 ディスカッションリーダーは、芸術と技術経営のダブルマスターであり、多様な領域での経営コンサルティングにも永く関わった丸尾聰さん(事業構想大学院大学教授・事業構想研究所副所長、慶應義塾大学ビジネス・スクール
ケースメソッド教授法セミナー講師)です。
 また黒岩さん、水野さん、竹内に加え、企業倫理の専門家である本橋潤子さん(名古屋商科大学ビジネススクール教授)の4名が、今回の討論授業設計に参画します。

 今回の研究会は、切れ味の鋭い経営管理スキルやケースティーチング技法を効率よく学ぶ場とは少し性格が異なります。そのような目的だけで参加されると、やや戸惑われるかもしれません。しかし、インストラクターとしての自己点検を自らに課したいと考える方にとっては、記憶に残る研究会になるはずです。

 皆さまのご参加を、企画者一同心よりお待ちしております。


◇ディスカッションリーダー


丸尾 聰(事業構想大学院大学教授・事業構想研究所副所長)


◇モデレーター


竹内 伸一(日本ケースセンター所長/名古屋商科大学ビジネススクール教授)


◇共同企画者


黒岩 健一郎(青山学院大学大学院 国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール) 教授)
水野 由香里(立命館大学大学院 経営管理研究科/ビジネススクール 教授) 副研究科長 経営管理専攻長
本橋 潤子(名古屋商科大学ビジネススクール 教授)


◇今回使用する討論資料


サドゥの寓話(組織のマネジメントに必要な企業の価値観 ヒマラヤ登はんが教えるもの(DHBR1984年3月号))


◇ディスカッション設問(予習課題)

決定次第、こちらにてご案内いたします。


◇開催情報


日時 :2026/3/27(金) 13:30-17:00
定員 :30名程度
参加費:5,880円(今回の参加費には教材代が含まれます /なお、会場までの交通費は含まれません。)
お申し込みいただいた方にお支払い方法の詳細をご案内いたします。
**参加費をお支払い後のキャンセルの場合、返金はいたしかねます


◇会場について

名商大ビジネススクール東京キャンパス  723教室(対面形式での開講です)
https://mba.nucba.ac.jp/access/tokyo.html

住所:
〒100-6309 東京都千代田区丸の内2-4-1丸の内ビルディング7F
**車輌での来校はご遠慮ください。