シールド・エアー・コーポレーションのレバレジッド・リキャピタリゼーション (A)
- ケース
シールド・エアーがその生産効率と品質の向上のためのプログラムを導入して、一年にもならない時に、自己資本の90%近くの金額を借入れ、それを原資に株主に特別配当を支払った。経営者は、意図的に、しかも巧妙に借入金によるリキャピタリゼーションを実現させたのである。これは、現状に甘んじることなく、危機意識を持って、内部の変化を実現するものであり、新たな目標設定、俸給制度、生産組織の改革とともに資本投資計画プロセスの見直しを迫るものであった。