株式会社オリエンタルランド—東京ディズニーリゾート

Ramon Casadesus-Masanell Akiko Kanno

  • ケース
HBP

本ケースは株式会社オリエンタルランド(OLC)の東京ディズニーリゾート(TDR)の歴史、運営、垂直統合の程度、そして2018年に直面していた困難について説明する。OLCの会長兼CEOである加賀見 俊夫は、パーク内の過密状態に対応するには何がベストか、熟考していた。2018年当時、TDRを構成する東京ディズニーランドと東京ディズニーシーは、ディズニーが所有・運営していない唯一のディズニー・パークだった。代わりに、OLCがディズニーに対してパークの収益に基づいたロイヤリティを払っていた(円建て)。2つのパークは非常に人気があったが、近年そのために長い待ち時間が発生し、顧客満足度が下がり始めていたことにOLCは気づいていた。同社はTDRni絶え間なく新しいアトラクションを追加していたが、パーク周りで利用できる土地は限られており、さらに拡大するにはどうすべきかジレンマに陥っていた。加賀見は、ホテルや始めたばかりの農業ビジネス(2つのパークで提供する食品を栽培していた)など、OLCの他の事業にも注力すべきか悩んでいた。

出版日
2020/04
改訂日
2020-06-01
領域
経営・戦略
ボリューム
42ページ
コンテンツID
CCJB-HBS-720J11
オリジナルID
720J11
ケースの種類
Case
言語
日本語
翻訳
English
カラー
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