ジャスティン・ウィルソン社: F1期待の星の資金調達(B)
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ケースシリーズの後半ケース。 ジャスティン・ウィルソン選手は、人気も高く、カーレースで早くから素晴らしい実績を挙げていたが、F1参戦資金を提供してくれるスポンサー探しが難航していた。つい最近になってF1チームのミナルディが契約を結んだが、ジャスティンは2003年のシーズン中、16レースの参戦に250万ドルの自己資金を拠出しなければならなかった。オーストラリアグランプリで、ジャスティンは画期的なスキームを明らかにした。マネージャーのジョナサン・パルマーとともに会社(ジャスティン・ウィルソン公開有限責任会社、以下ジャスティン・ウィルソン社)を設立し、投資家やレースファンを募って同社株式を購入してもらい、必要な200万ドルを調達する計画だった。ジャスティン・ウィルソン社の株式は、公募価格1株当たり1ポンドで売りに出された。ジャスティン・ウィルソン社は、10年間にわたってジャスティンのF1参戦から得られる収入全額の権利を保有することになっていた。仮に投資家が初期投資額の2倍に相当する額の償還を受ければ、それ以降は、ジャスティンの収入の10%が投資家に与えられることになっていた。この株式には、投資する魅力があるだろうか。(ヨーロッパ、efmdのケース開発コンペティションリスク管理部門受賞ケース)
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