ロッテ雪見だいふく:冬向けのアイスクリーム
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雪見だいふくは、日本で約40年間にわたり冬季限定で販売されてきたアイスクリームである。ロッテ株式会社(ロッテ)は、主要な競合他社よりも30年遅れてアイスクリーム市場に参入したため、他社が製品をプロモーションしていないアイスクリームのオフシーズンを戦略的に狙った。ロッテはこの戦略によって製品の売上を拡大し、雪見だいふくは日本で冬のアイスクリームの象徴的存在となった。しかし、雪見だいふくを取り巻く外部環境は大きく変化しており、2018年、ロッテは製品の供給および売上拡大のため通年販売を決定した。2019年には雪見だいふくが販売の勢いを見せたが、2020年には成長が停滞した。歴史的かつ象徴的なオフシーズン戦略の恩恵がなくなった雪見だいふくは、日本の競争の激しいアイスクリーム市場で成長を続けるという課題に直面している。さらに、雪見だいふくの商品開発プロセスに関する特許も2021年3月に期限切れとなる予定である。40年に及ぶ成功を支えてきた象徴的な冬季アイスクリームという立ち位置と特許の両方を失う中で、今後、雪見だいふくブランド戦略部門が取るべき次の一手は何か。