N1取らせろって言うけれど
- ケース
中堅日本語教師高村美紀は、美術系の私立大学であるさくら大学で働いている。さくら大学は10年前から経営戦略として留学生の獲得に力を入れており、その戦略の一環で専任教員として1年前に採用されたのが高村である。留学生はほぼ全員が漢字圏出身で、入学時の日本語レベルは日本語能力試験N2(日常的な場面で使われる日本語の理解に加え、より幅広い場面で使われる日本語をある程度理することができる)レベルである。卒業までに留学生全員がN1を取得し、大学のアピールにつなげたい武藤理事長は、高村にN1取得率向上を強く求めている。しかし、留学生はN1取得の必要性を感じておらず、高村はN1対策より会話能力を伸ばすべきだと考えている。
- 出版日
- 2024/02
- 業種
- サービス
- 公益・インフラ
- その他
- 領域
- 経営・戦略
- 組織行動・人的資源管理
- その他の領域
- ボリューム
- 4ページ
- コンテンツID
- CCJB-OTR-23005-01
- オリジナルID
- 23005
- ケースの種類
- 分析ケース/フィールドリサーチ/仮名ケース/架空ケース
- 言語
- 日本語
- 翻訳
- English
- カラー
- 製本の場合、モノクロ印刷での納品となります。