ロイヤル・ダッチ・シェルのグローバル・ダイバーシティとインクルージョン(A)
- ケース
ロイヤル・ダッチ・シェルは、1990 年代に米国を皮切りに世界的にダイバーシティ&インクルージョン・ポリシーをいち早く導入してきた。2009 年 5 月、最高財務責任者(CFO)で間もなくCEOに就任するピーター・ヴォーザー氏は、ここ数十年で最悪の景気後退を経験した後、経済状況の変化に適応するために、会社の事業、人員数、コストレベルを調整したいと考えている。男性ばかりの執行委員会は、前任者から一歩後退していることから眉唾ものとなっているが、事業の再編や管理職の削減を行いながら、グローバルな多様性とインクルージョンを重視する同社を今後も推進していくかどうかを決断しなければならない。
関連ケース
-
¥ 1,144
¥ 935