ビッグ・サイエンスから顧客価値へ:ミルボンによるヘアケア用品開発
- ケース
2014年1月、美容室向けヘアケア用品のリーディング・カンパニーであるミルボンは、新たなヘアケア用品のイミュライズシリーズを発売した。同製品はミルボンの想定を超えるヒット商品となったが、その背後には、基礎研究を顧客価値につなげる仕組みがあった。ミルボンは、ヘアケア剤が毛髪内部でどのように作用しているのか、放射光施設SPring-8で調査を行い、その結果を学会で報告するとともに、美容師を通じて利用者に伝えたのである。このケースでは、この仕組みが生まれた過程を紹介している。本ケースの分析からは、企業が基礎研究を行うことの意義、基礎研究の成果をマーケティングに活用するための仕組みづくりが明らかになる。そこから、基礎研究、マーケティング、広報のマネジメントについて様々なヒントが得られるだろう。
- 出版日
- 2020/12
- 業種
- 食品・家庭用品
- 領域
- マーケティング
- 技術・情報管理
- ボリューム
- 11ページ
- コンテンツID
- CCJB-OTR-18065-01
- ケースの種類
- 分析ケース/フィールド・リサーチ/実名ケース/実在ケース/
- 言語
- 日本語
- カラー
- 製本の場合、カラー印刷での納品となります。