第30回ケースメソッド研究会《オンライン開催》

日時:
2021/3/02 Tue 13:30-17:00
場所:
オンライン (Zoom)
定員:
30名程度名
費用:
3,000円

このイベントは終了しています。

CCJケースメソッド研究会

日本ケースセンターでは、ケースで教える場のあり方を教育者間で探究し、かつ共有する目的で、2009年より「CCJケースメソッド研究会」を開催してきました。貿易研修センター運営時代に25回、名古屋商科大学ビジネススクールに運営が移ってからもすでに4回実施しており、次回が通算30回目となるロングラン研究会となっています。この研究会は必ずしもケースメソッド初心者向けの研究会合ではありませんので、毎回の会合は経験豊富な参加メンバーが中心にはなりますが、毎回必ず何人かの新規参加者も交えており、ケースメソッド教育実践の先輩後輩が触れ合う場、また人脈づくりの場としても役立っているかと思います。実際に参加している方々は、大学教員、セミナー講師、セミナー会社の教育企画担当者、企業等の教育訓練担当者などで、「研究会」と銘打ってはおりますがアカデミック一辺倒な会合ではありませんので、ケースメソッドを理解する必要度が高い方(CCJ会員であることが必須です)であれば、参加していただけます。

内容

本研究会は毎回平日午後の3時間半程度を使い、1)参加者の代表(ディスカッションリーダー)によるケースメソッド模擬授業、2)模擬授業へのフィードバック、の2本柱で行います。研究会に参加される会員は、この模擬授業に学修者の立場で参加し、当該のケースから自らも学ぶとともに、ディスカッションリーダーの授業運営に建設的なコメントを述べ合うことで、実践された模擬授業を磨きつつ、当該ケースでの教育可能性を拡大する方向に探究していきます。なお、本研究会は年間4回の開催を目指しております。

当日までのプロセス

本研究会の開講スケジュールと模擬授業内容は、毎回、以下のプロセスを経て決まっていきます。

決定タイミング①【研究会の75-60日前】
ひとつの研究会が終わりますと、次の研究会でのディスカッションリーダー(模擬授業運営者)が決まり、開催日が決まります。このタイミングでお申し込みいただいても構いませんが、研究会当日にディスカッションリーダーがどのようなケースを用いるかはまだ明らかでありません。

決定タイミング②【研究会の60-45日前】
ディスカッションリーダーが研究会当日に使用するケースを決め、参加者に模擬授業の目的や内容の概要を情報発信します。お申し込みはこのタイミングまでにお願いします。人数が定員に達したところで締切とさせていただきます。

決定タイミング③【研究会の15-10日前】
ディスカッションリーダーが研究会当日のディスカッションのための設問を決定し、参加者に連絡します。参加者は当日の3日程度前までに、ディスカッションリーダーが提示した設問への自分なりの回答を発言準備内容として書き出し、事前にCCJに提出しつつ、研究会の当日をお待ちいただきます。

お申し込みの方法

 CCJウェブサイトから、直接お申込みください。また、本研究会には毎回定員を上回る会員様からのお申し込みがございます。お申し込みが受理された方で当日のご参加が難しくなった方には、最後までスケジュール調整等のご努力をお願いしたい気持ちもありますが、無理なくご参加いただける方に席をお譲りいただく意義もあろうかと思います。各自のご判断でかまいませんので、お早目にご連絡いただくこともご検討ください。なお、はじめて参加される方は、事前に日本ケースセンター竹内宛(info@casecenter.jp)にご連絡いただくか、すでに本研究会に参加経験のある会員からの簡単なご紹介メッセージを、メールに添付するなどしてお送りいただけますと幸甚です。


今回(第30回)の詳細


現在「決定タイミング①【研究会の75-60日前】」の時期であり、ディスカッションリーダーが決定いたしました。以下、詳細をご覧ください。


◇ディスカッションリーダー

水野 由香里(国士舘大学 経営学部 教授)


◇モデレーター

竹内 伸一(名古屋商科大学ビジネススクール 教授)


◇今回使用するケース

「もう一度、世界で戦える漁業にする!」と奮闘する遠洋マグロ漁業者の記録
https://casecenter.jp/case/CCJB-OTR-18061-01.html


◇ディスカッションリーダーからのメッセージ

今回、ケースリーダーを務めさせていただく国士館大学の水野です。参加者の中には、私が作成したケース教材を使ってくださっている方々がいらっしゃると思います。この場をお借りして感謝申し上げます。

さて、今回のケースメソッド研究会には大きく3つの特徴があります(少なくとも、私は、そう思っています)。一つ目の特徴は、ケースライターがケースリードを行う点です。多くの場合、ケースリーダーは、日本ケースセンターに登録されたケース教材を活用してケースディスカッションを行うと思います。しかし、今回は、ケースライター自らが書き下ろしたケース教材をケースリードすることの「醍醐味」があるということをお伝えできればと思っています。そして、ケースライターが「なぜ、自らケース教材開発を行っているのか」、「どのようにケース教材の題材を選定しているのか」などについて、討議後の振り返りでお伝えできればと思っています。
 
二つ目の特徴は、前回の研究会と同様、長文のケース教材を活用することです(今回利用するケース教材は、これまで私が執筆してきたケース教材の中でも最長のものです)。オンラインでの討議において、エグゼクティブ・サマリーのようなショートケースが用いられることが多くなってきました。しかし、オンラインでの討議においても、依然、長文のケース教材を使いこなすことができるのだという経験を皆さんと共有できればと思っています。
 
三つ目の特徴は、研究会で利用するケース教材が、比較的新しい現象をとらえたものになっていることです(ケース教材として登録されたのは、2020年9月末です)。このケース教材には、SDGsや国際認証、第一次産業の生産性向上といった、今日的経営課題がふんだんに埋め込まれています(ケース教材登録後に新たな進捗が確認された事実もありますし、現在進行中の話題も少なくありません)。その点では、これからの日本の経済、そして、その成長について考える重要な点が含まれているケース教材であると言えるでしょう。討議後の振り返りでは、今日的課題が多く含まれたケース教材や題材をどのように扱い、学習者の学び(Participants centered learning)に結びつけるのかの議論をしたいと考えています。皆さんとこのケース教材でディスカッションすることを楽しみにしています。それでは、当日、(オンラインでですが)お会いいたしましょう。


◇ディスカッション設問(予習課題)

設問1)
臼井社長は、「漁業に光を当てる」「魅力ある漁業にする」「稼げる漁業にする」という“夢”を実現できたのでしょうか?
>>「できた」と判断するのであれば、どのような取り組み・手段が、どの項目に効いているのかを整理してください
>>「できていない」と判断するのであれば、その理由を挙げてください
>>「できている」ところと「できていない」ところがあれば、個別に理由を挙げてください
設問2)
臼福本店には、どのような「転機」(ターニング・ポイント)があって(A)、それに対してどのような取り組みをした(B)のでしょうか、そして、その取り組みがどのような結果(C)をもたらしたのでしょうか?
>>一つひとつの(A)に対して、それぞれ(B)(C)を整理してください
設問3)
あなたが臼井社長であったら、「漁業に光を当てる」「魅力ある漁業にする」「稼げる漁業にする」という“夢”を実現するために、次に何をしますか?
>>(「できていない」という意見の人は)今、何をすべきだと思いますか?


◇開催情報

日時 :2020/3/2(火) 13:30-17:00
定員 :30名程度
参加費:3,000円
お申し込みいただいた方にお支払い方法の詳細をご案内致します。