ケースメソッド授業法:HBSケース「ローズウッド・ホテルズ&リゾーツ」を用いた討論 授業運営の検討《CCJ/HBSP共同開催》

日時:
2024/6/26 Wed 13:30-16:30
場所:
オンライン(Zoomを使用します)
定員:
40名
費用:
13,200円(税込)

このイベントは終了しています。

Harvard Business School Publishingと日本ケースセンターが共催する第4回オンラインセミナーのお知らせです。これまで同様にHBSケースを使用しますが、資料はすべて日本語に翻訳されたものを用意し、講師の解説もすべて日本語で行います。

今回の開催趣旨

Harvard Business School Publishingと日本ケースセンターの協同企画は今年で4回目となりますが、日本で経営教育に携わる方々がHBSケースを用いて行うケースメソッド教育を支援するための研修会合、という一貫した目的を維持してまいりました。事実、この研修会合の後には、当該ケースを使用して行う大学授業や企業研修が増えており、一定の成果を上げているものと感じております。

今回のディスカッションリーダーを務めていただく黒岩健一郎教授は、ハーバード・ビジネス・スクールでケースティーチングのトレーニングを積まれ、ケースメソッドでの教え方に関する書籍も著されており、日本を代表するケースメソッド教育者としてご活躍中です。

今回は黒岩先生のご専門であるサービス・マーケティングを主題にしたHBSケース「ローズウッド・ホテルズ&リゾーツ」をもとに、ブランド価値の向上を見据えて行う投資の経済性分析を起点にしつつ、同社の企業価値向上に向けた諸方針諸施策を発展的に検討していく授業運営の一方法をご紹介いたします。

今回のオンラインセミナーの目的は、一義的にはケース「ローズウッド・ホテルズ&リゾーツ」の授業運営方法研究でありますが、参加者ご本人のご専門を問わず、多くの会員にご参加いただけるように、ビジネス教育以外のフィールドから参加される方々を対象とした特別予習会合(6/23日曜朝8:30-9:30/任意参加/事前申込制/Zoom)もご用意しました。

本セミナーの当日が、ひとつのケースを起点にしたケースメソッド授業の奥行きや広がりを感じていただく場にも、また、ケースでの教え方を相談できる仲間を発見する場にもなればと考えております。

ぜひ多くの皆さまにご参加いただきたく、ここにご案内申し上げます。

モデレーター

竹内伸一(日本ケースセンター所長/名古屋商科大学ビジネススクール教授) 

ディスカッションリーダー

黒岩健一郎(青山学院大学ビジネススクール教授)

モデレーターおよびディスカッションリーダーのプロフィール 

竹内 伸一(たけうち しんいち) 日本ケースセンター所長/名古屋商科大学ビジネススクール教授

早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。マツダ株式会社を経て、慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了(修士(経営学))、慶應義塾大学大学院商学研究科博士後期課程単位取得退学、広島大学大学院教育学研究科博士課程後期修了(博士(教育学))。専門はケースメソッド教育。慶應義塾大学大学院経営管理研究科特別研究助手、特別研究講師、特任准教授を経て、2016年徳島文理大学人間生活学部教授、2018年より現職。アカデミックバックグラウンドは教育学にその基礎を置くが、教育学と経営学の両面からアプローチできる立場にある。ケースメソッド教育に関する著書・論文・記事の執筆、企業研修・大学FDへの出講のほか、講師の養成、大学や企業における組織的教育実践の支援も行っている。

黒岩健一郎(くろいわ けんいちろう) 青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授

早稲田大学理工学部建築学科を卒業。住友商事株式会社にて不動産事業に従事。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修士課程修了。同大学院後期博士課程単位取得退学。武蔵大学経済学部 専任講師、准教授、教授を経て現職。博士(経営学)。専門は、サービス・マーケティング。著書は、2022年『ケースメソッドの教科書 これだけ読めば授業・研修ができる』碩学舎、2023年『マーケティングをつかむ〔第3版〕』有斐閣、2024年『ビジネスに効く!演劇アプローチ 組織の活力を取り戻す「共感」「身体」「即興」』同友館など。慶應義塾大学ビジネススクール認定 ケースメソッド・インストラクター。ハーバード・ビジネス・スクール Participant-Centered LearningおよびCase Writing Seminar修了。ハーバード・ビジネス・パブリッシング Teaching with Cases Part I修了。日本即興コメディ協会認定 心理的安全性アンバサダー。

ケース概要

ローズウッドホテルズ&リゾーツは、個別ブランドで運営される12の小規模のラクジュアリーホテルを複数の国で経営する企業である。これまでに培った11万5000人に上る顧客にローズウッドへのブランドロイヤリティを植え付け、この顧客層の最大限の価値を確保する方策を検討していた。ローズウッドはこれまで、その傘下のホテルに個別のホテルブランドを使うことを許し、ローズウッドという名前はほとんど表に出ていなかった。新たに就任した経営者は、ローズウッドのブランドを前面に出し、コーポレートアイデンティティーを強調することを検討していた。ローズウッドの経営陣はコーポレートブランドを構築するために必要な100万ドルの投資が、実際に顧客維持による経済効果に見合うものかどうかを見極めなければならない。ケースでは、顧客の生涯価値を計算し、それが、個別ブランドからコーポレートブランドに転換することにより、どのように影響するかを考えさせる。

アジェンダ

導入【約10分】

  • 進行 竹内伸一

Part1 まずはディスカッション【約80分】

このケースでのティーチングを見通すために、まずは参加者側の立場からデモセッションに参加してください。デモ授業は、グループ討議、クラス討議の順に行います。このパートへの積極的な参加のためには、充実した予習が欠かせません。すべての参加者に予習課題が課され、その事前提出が求められますことをご了解ください。

  • ディスカッションリーダー 黒岩健一郎

Part2:授業計画の開示【約50分】

HBSティーチングノート(現在は非公開)のエッセンスを紹介しつつ、黒岩先生のオリジナルプランも紹介します。また、討論運営の進め方に関する参加者のご質問にも可能な限り回答(その場でor後日Slack上で)いたします。

  • スピーカー 黒岩健一郎、竹内伸一

Part3:「ローズウッド・ホテルズ&リゾーツ」を用いて行う経営教育のポテンシャル探求【約30分】

ここまでの議論をさらに発展させるべく、本ケースを用いて行う討論授業のフロンティアを探るための総合討議を、すべての参加者とともに行います。ビジネススクールで教えるマーケティングの枠組みを飛び越えて、さまざまな立場からの斬新な教育アイデアが交錯する場となることが、大きく期待されています。

  • 進行 竹内伸一
  • スピーカー 黒岩健一郎、全参加者

ラップアップ【約10分】

  • 進行 竹内伸一

使用ケース

ローズウッド・ホテルズ&リゾーツ: 顧客の収益性と生涯価値を高めるブランド設定

※今回のセミナー参加費には、ケース代は含まれておりません。本ケースは各自でご購入いただきます。

詳細


  • 日時 2024年6月26日(水) 13:30-16:30
  • 場所 オンライン
  • 対象 高等教育ならびに高度実務者教育の提供方法として、ケースメソッド授業を運営する立場にある方々 (CCJ会員でない方は、ご入会いただく必要があります)
  • 定員 40名
  • 参加費 13,200円(消費税10%を含む)
  • 申込締切 2024年6月17日(月) 当日のタイムスタンプある方までを対象
  • 入金締切 2024年6月18日(火)

お申し込みをいただきますと、その時点で残席がある場合は、入金要領をメールにてご案内します。この時点ではまだ申し込みは受理されていません。 クレジットカードの場合は、2024年6月18日(火)の決済完了のタイムスタンプある方までが対象。銀行振込の場合は、2024年6月18日(火)までに指定銀行口座への入金が確認できている方までが対象。 入金確認のできた方から順に席をお取り致します。この時点で申し込みが受理されます。 なお、銀行振込の場合は振込先口座上での入金確認をもって入金完了とさせていただきます。実際の入金日から振込先口座上での入金確認ができるまでにタイムラグが生じる場合がありますのでご注意ください。

  • 事前課題 参加申し込みが受理され次第、各自でケースのご購入ください。遅くとも前週の週末辺りには予習を始めていただき、セミナー3日前の6月23日(日)午後5時までに、入金が確認できた方に別途ご案内するSlack上への事前課題提出をお願いいたします。

  • キャンセルポリシー ご入金後の返金は承ることができません。

お申し込み時に登録いただいた参加者情報(氏名、役職、所属教育機関、住所、電話番号、eメールアドレス)はCCJの個人情報保護規定に則って管理されるとともに、共催者であるHarvard Business School Publishingとも共有されます。